今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
皆さん、こんにちは！さききちです☆
最近は、新型コロナウイルスが感染拡大している影響で、
高齢者の方々は外に出ることを控えたり、
若い世代の人もおじいちゃん・おばあちゃんに会うことをできる限り
少なくしたりする方が多いと思います。
自分の周りの大切な人を守るために、できるだけ感染しないように注意して
予防していくことが大切ですよね💊
そこで今回は、今一度消毒用アルコールの使い方を見直してみよう！
ということで記事を書きたいと思います🌟
皆さんはアルコールを使うとなぜ除菌されるか知っていますか？
まず、この世界にある大体のウイルス（インフルエンザやコロナウイルス）は、
エンベロープという脂質の膜で覆われている構造をもちます。
アルコールにはこの膜を壊して、中のタンパク質まで到達し、これを壊す作用があります。アルコールには、強い揮発性（水分を飛ばす力）があるので、
このウイルスの細胞の水分を全部飛ばしちゃう→除菌される✨
ということが、消毒液を使うたびに起こっているんですね。
ちなみに、この脂質の膜という構造を持たないウイルスも存在します。
これが、冬場に感染性胃腸炎をもたらす、ノロウイルスやロタウイルスなどです。
こういったウイルスにはアルコールが効かないので、
次亜塩素酸や徹底した手洗いによって予防しましょう！
ここで話が戻りますが、消毒用アルコールは水分が飛ぶことでウイルスを死滅させる！
という話をしていました。
ということはアルコールが乾くときに除菌効果が一番発揮されるということになりますね！
皆さんは、アルコールがびちゃびちゃのまま自然乾燥していませんか？
時には、手の全体に行き届かないような少量しか消毒液を出さなかったり、
濡れた手や汚れた手に直接アルコールの消毒液をかけたりしていませんか？
上にかいたような使い方をしてしまうと、アルコール消毒液の除菌作用が
弱まってしまいます。
アルコールは、ケチらずに手の全体にわたる量をとって、しっかり乾くまで、
指の間や爪の間、親指、手の甲、手首となじませるように数十秒かけて乾燥させましょう。
また、使用するアルコール消毒液は揮発性の問題で、
濃度60%以上のものを使いましょう！
これから、しばらくは新型コロナウイルスの感染拡大が続きそうですが、
アルコール消毒液を正しく使うことで、少しでも安心して過ごせればいいな、
と思います！
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